自分を変える方法
自分を変えたい!
でも、どうすれば変われるのかわからない人は多いと思います。
僕もその一人でした。
「自分どうしてこんな性格なのか?」と自分を責めたりしたこともありました。
自分を変えるにはどうすればいいか?真剣に悩んだ時期もありました。
当たり前ですが、過去の自分を変えることはできません。
マザー・テレサの格言で『人格を変えたいなら思考をかえる』というものがあります。
思考は行動になるから
行動は習慣になるから
習慣は人格になるから
人間の行動の基本は思考である
過去の自分の思考は行動になり、行動は習慣になり、習慣は人格にないるという原理です。
つまり、自分を変えたいなら思考を変えることが性格(人格)を変えることにつながるということです。
まずは”思考”を変えることが大切です。
思考は本を読むことやセミナーを受けることで変わります。
つまり、他人の思考に影響されます。
憧れている人のようになりたいと思うことがきっかけになります。
憧れている人と自分を比較して、現実と理想のギャップから自己嫌悪に陥ります。
現実と理想のギャップを埋めるためには、憧れの人の思考真似ることが大切になります。
行動することの難しさ
自分を変える第一歩が思考を変えることだとわかりましたが、思考が変わっても行動に移せない人が多いと思います。
重い腰が上がらい状態です。
「頭ではわかっているけど、行動できない人」は成功体験がないからです。
行動することで成功したことがある人は、行動を続けますよね?
行動すると成功するということを肌で覚えると、自然と行動をしているものです。
習慣化することの難しさ
行動ができるようになっても、継続することが難しいです。
人間は怠け者です。
つらいことをしたくないと思うのが人間です。
人間は、楽をすれば楽をずっと続けたいものです。
「自分を変える」ということは「つらいこと」です。
エネルギーがかなり必要なことです。
だから、「自分を変えたいけど、しんどいから続かない」という状況になります。
また、人間はすぐに飽きます。
同じことを繰り返すことは苦痛です。
自分を変えるためには、習慣化こそ一番乗り越えないといけない壁なのです。
習慣化するためには、思考を変えること・行動から成功体験を得ることの2つが必要で、最後は意思の強さが必要です。
思考を変えるのにおすすめ本
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
地頭力(じあたまりょく)という言葉があります。
『答えのない問題を解いていく力』です。
1を知って10を語ることができる人間は地頭力が高いといえます。
地頭力の基本は「結論から」「全体から」「単純に」という3つ考え方があります。
「全国に郵便ポストは何個あるか?」など、すぐに答えることができない問題に対して答えを導く「フェルミ推定」というツールがメインです。
この本の中で『思考は磁石とコンパスの関係』は思考を磁石とコンパスの関係に例えています。
行動だけを変えることは根本的な解決にならないことを解説しているので、とてもわかりやすかったです。
思考を変えることができれば、行動も根本的に変えることができるということです。
例では、9つのコンパスがあり、1つ1つのコンパスが1行動ということです。
1つ行動を変えても、すぐに戻ってしまう・・・。
思考を変えることができれば、すべての行動を変えることができることを磁石の向きを左から右へ変えることで、コンパスのN極の向きはすべて同じ方向に向くということです。
人を動かすには、山本五十六の格言がおすすめです。
やってみせて
言って聞かせて
やらしてみて
ほめてやらねば、人は動かない
自分ができないのに、人がやることができませんよね。
人は褒められると、やる気がでますよね。
自尊心を満たす人間のいうことを聞くのが人間の性格です。
自分を変えるには、思考力を鍛えることが基軸になります。
行動をして、継続することが習慣になり、習慣が人格になります。
だから思考を変えることを常に意識して、行動することが大切です。
また、人の行動を変えるには自分が手本を見せて、説明してからやらせてみて、褒めてやることが大切です。
人間は、認めてもらう人のいうことを聞きますから。
ということは、自分を変えるには、自分に自信を持つことからはじめることで変われるということです。
自信は成功体験や継続することで得したことなど、なにかいいことがあれば行動を続けるのです。
他人はその人の行動しか見ません。思考が変わったことはわかりませんが、行動が変わったことなら人はすぎに気付きます。
「最近何か変わったね」と言われるわけです。
まずは思考を変えることからはじめることが自分を変える第一歩なのです。