・思考停止している自分が嫌だ
・思考方法のコツを知りたい
・上司から「もっと考えて」と言われるが、何をどうやって考えれば良いかわからない

社会人1年目のときに上司から「もっと考えて行動して」と言われたな・・・

そうだね。今となっては上司の気持ちがわかるのだが、その時は目の前の仕事を終わらせることで必死だもんね。このページでは思考停止にならない方法や思考するときのポイントやコツをまとめてみました。
思考停止とは
思考停止は、自分で何も考えずその場の判断に任せることです。物事を自分で考えず、判断を他人に任せている状態です。
また、常識を疑わない人は、思考停止になっている可能性が高いです。
なぜ、思考停止がいけないのか?
不安を煽るようですが、AIなどのテクノロジーの発展により、自分で思考できる人が活躍する時代になります。
自分で思考しないで、言われたことだけをやっている人はAIやロボットなどに代替されると言われています。
つまり、考えるのを放棄した時点で負けです。
なぜ自分で考えないのか?
「思考停止状態」それだけは避けたい事態です。
よく社会人1年目のときに、上司や先輩から、考えて行動しろなどと言われますが、
思考停止せずに、うまく対応できればいいですよね。
このページでは、
言われたこと言われたままやっていい?
良いときもあれば、悪いときもある。
だから、頭をつかえ/もっと考えて行動しろとなる訳です。
でも、どうやって頭をつかったらいいかわからない。
頭をつかえってどうやって考えていけばいいか?
わからないときもあります。
思考するにはコツがあり、私がおすすめする思考法をご紹介します。
思考停止から抜け出す思考法
なぜ
私は、縦軸の「なぜ」と呼んでいます。
結論+理由の構成です。
世の中のニュースなど何かが起こったときには、『なぜ』と考えることです。
人が結論を出すときには、必ず理由があるはずです。
それを考える癖をつけることが、思考停止に陥らない方法です。
また、なぜを考えることで、説得力のある回答ができるようになります。
とっさに人から何かを聞かれたとき、物事について、原因(なぜ)を考えておくことで、すぐに回答でき、理由をつけて答えてあげると説得力のある回答になります。
トヨタには、思考方法で『なぜなぜ分析』というのがあります。
これは、何か問題が発生したときに、なぜと自問自答することで、問題への対処法を見つけることができる思考方法です。
出てきた答えに対して、最低でも5回は、なぜなぜと深堀していく思考法です。
他に事例はあるか
縦軸が『なぜ』でしたが、
横軸にあたる『ほかに事例はあるか』という思考方法です。
何か問題にぶつかったら、今考えつく解決策以外に、ほかに成功した事例がないかと考えます。
似た事例があれば、それらを組み合わせて問題を解決することができるかもしれません。
また、この横軸は、ある事例では、日本でこう扱われているが、ほかの国ではどう扱われているのか?
といった思考にも使えます。
これも、人に何かを説明するときに、横の視点をまじえて説明すると、そこに説得力が生まれます。
日本では、こうですが、海外のある国では、こう扱われています。など。
まずは、この縦軸『なぜ』と横軸の『ほかに事例はないか』を考える癖をつけることが思考停止に陥らない方法でもあります。
ほかには、
目的の確認⇒「なんのため」にそれをするのか?
結果をイメージ⇒それをして「どうなってほしいのか?」
相手のことを考える⇒それによって「相手はどんな印象を持つか?」
改善⇒「もっと効率いい方法はないか?」
「常識を疑う」⇒「疑問を持つこと」⇒「質問が出る」⇒「確認する」
度合「どのくらい」頻度、大きさ、サイズ感。
平面ではなく立体で考えるなど。
イメージ(描写)描写とは頭の中で絵を思い浮かべること。
例えば、どれくらい。
ターゲットがイメージしやすい例えをいくつも持っておく。
1つ事象について、あらゆる発想と角度で物事を考えることが、思考停止にならずに新しい発想を生み出すクリエイティブな人になれるのです。
思考を身につける方法1 アウトプット
アウトプットする。
例えば。ブログを書き続けることがアウトプットになります。
また、一人で話を録画して自分を見つめるのもアウトプットになります。
自分の頭の中にある事象や考えていることを表現することで、脳内で情報が身に付きやすくなります。
ブログや自分で話す練習をすることは、最初のハードルは高いです。
一度はじめてしまえば、あとは継続のみ。
継続こそ力なので、続ければ続けるほど、自分の思考を伸ばすことができます。
情報発信をすることで思考停止を防げます。
つまり、自分で考えたことを発表するから、自分で考える力がつく。
他人の記事をそのままコピペするなら思考はゼロ。
はじめは、他人の記事のリライトからでもOKです。
そこには、自分の編集能力が関わっているからです。
思考を身につける方法2 インプット
思考を身に着ける方法として、おすすめしているのが、本を読むことです。
本を読むことで情報が入ってきます。
人は脳内で情報を整理します。少ない情報では思考もできません。
多くの情報を脳内に詰め込んで、整理したり、組み合わせたりして情報をこねくり回して、思考します。
それだけでも、思考しているといえます。
なので、思考するための情報を本から摂取するようなイメージです。
本はなんでもいいですが、特におすすめなのがビジネス書です。
思考は、考え方なので、起業家などの本がおすすめです。
成功した起業家がどんなことを考えていたのかなど、経験談をまとめた本も思考を形成する上では大切です。
また、起業家以外にも、マッキンゼーなどのコンサルティング会社に勤めていた人が出版した本などもおすすめです。
思考するためのフレームワークを紹介している本を読むことで、物事をあらゆる角度や発想で見ることができるようになるからです。
今では、本だけではなく、ニュースまとめアプリを入れて情報を取得することもインプットには大事です。
私は、ニュースピックスとスマートニュースをスマホにインストールして、情報収集しています。
インターネットの普及により、ありとあらゆる情報にアクセスできる時代です。
ホリエモン言葉を借りれば、「情報のシャワーをあびる」です。
情報化社会を生きる私たちは、いかに早く情報を処理し、より多くの情報を取得するかが大切なのです。