この記事はで読むことができます。
当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

Playwrightをインストールしようとしたら、黄色い警告がたくさん出てきた…。これって失敗?

その悩み、よくわかります。でも大丈夫、それはエラーではありません。理由と次のステップを解説します。

Playwrightの環境構築中、コマンドプロンプトやターミナルに表示される警告メッセージに戸惑っていませんか?
特にプログラミング学習を始めたばかりだと、赤いエラー表示でなくても不安になりますよね。
Playwrightインストール時の警告が不安
エラーと警告の違いがわからない
インストールの次に何をすればいいか知りたい
この記事を読めば、警告の正体を理解し、自信を持ってPlaywrightの環境構築を次のステップへ進めることができます。
- `warn deprecated`という警告の意味
- 警告を無視して大丈夫な理由
- Playwrightインストールの次の手順
Playwrightインストール時の警告(warn deprecated)は無視してOK!

`added 161 packages`って表示された後に、黄色い文字で`warn deprecated`ってたくさん…。
コマンドを実行すると、まず`npm install -g @executeautomation/playwright-mcp-server`といったコマンドが正常に完了したことを示すメッセージが表示されます。
`added 161 packages`といった表示がその証拠です。
問題は、その後に表示される黄色い警告メッセージですよね。結論から言うと、この警告は全く気にする必要はありません。
`warn deprecated`は「古い部品のお知らせ」
この`warn deprecated`というメッセージは、エラーではありません。日本語にすると「非推奨」や「古いバージョン」といった意味になります。
これは、インストールしたPlaywrightが内部で利用している部品(パッケージ)の一部に、少し古いものが含まれていることを知らせる、開発者向けの注意書きのようなものです。
プログラムの動作自体に支障はないため、ユーザーである私たちが何か対処する必要は基本的にありません。

警告の正体がわかれば、もう安心ですね。早速、次のステップに進みましょう。
次のステップ:Playwrightが操作するブラウザをインストールしよう

警告は気にしなくていいんだね!じゃあ、次は何をすればいいの?
サーバープログラムのインストールが無事に完了したので、次はPlaywrightが実際にWebページを操作するために使うブラウザ本体をインストールします。
難しく考える必要はありません。以下のコマンドを1つ実行するだけです。
コマンドプロンプトで実行するコマンド
npx playwright install
このコマンドを先ほど使用したコマンドプロンプト(またはターミナル)の画面に貼り付けて、Enterキーを押してください。
これを実行すると、Playwrightが必要とするブラウザ(Chromium, Firefox, WebKit)のダウンロードとインストールが自動的に開始されます。

この処理が完了すれば、いよいよ設定ファイルの編集など、最後のステップに進めます。
まとめ:警告は気にせず次のステップへ!
今回は、Playwrightのインストール時に表示される`warn deprecated`という警告の正体と、その後の対処法について解説しました。
1. `warn deprecated`はエラーではない
「古い部品のお知らせ」程度の意味で、動作に問題はない。
2. 警告は無視してOK
ユーザー側で特別な対応は不要。自信を持って進めましょう。
3. 次のコマンドは `npx playwright install`
Playwrightが操作するためのブラウザをインストールする。
これで環境構築の山場は越えました。あとは実際にコードを書いて動かすだけです!
よくある質問
- `npx playwright install`で赤いエラーが出たらどうすればいいですか?
- ネットワークの接続が不安定、またはセキュリティソフトによってブロックされている可能性があります。まずはインターネット接続を確認し、それでも失敗する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」してから再度コマンドを試してみてください。
- ブラウザのインストールが終わったら、次は何をするのですか?
- これでPlaywrightを動かすための基本的な環境構築は完了です。次は、テスト対象のWebサイトを決め、実際に操作を記述する「設定ファイルの編集」や「テストコードの作成」に進みます。