2011年まったく知識がなかった自分が0からwebデザイナーになるまでにやったこと

読者さん
読者さん

未経験からWebデザイナーになりたいのですが、どうやって勉強すればいいですか?

ロベルト
ロベルト

独学でもポイントを押さえれば大丈夫です。この記事を読めば、Webデザイナーになるために何をすべきかが明確になるはずです。

こんな悩みを解決できます

・Webデザイナーにはどうすればなれるの?

・Webデザイナーに必要なスキルって何?

・今からでもWebデザイナーになれるか不安…

この記事でわかること
  • Webデザイナーになるための具体的な学習ステップ
  • 習得すべき必須スキルと応用スキル
  • 独学でスキルを身につけるための勉強法のコツ

Webデザイナーになるための学習ロードマップ

私、ロベルトは2011年から独学でWebの勉強を始め、今では100を超えるサイトを制作してきました。その経験から言えるのは、Webデザイナーに必要なスキルは一つではないということです。

複数のスキルを掛け合わせることで、あなたの市場価値は格段に上がります。

ここでは、私が実践してきた学習の道のりを、具体的なステップとしてご紹介します。

STEP1:基礎スキルの習得

Webサイトの骨格を作るHTML/CSSと、見た目を整えるデザインツール(Photoshopなど)の基本操作を学びます。すべての土台となる最も重要なステップです。

STEP2:実践力の向上

WordPressを使って実際にサイトを構築し、JavaScriptで動きを加えます。プロのサイトを模倣することで、デザインの引き出しを増やします。

STEP3:付加価値の創出

Webマーケティングの知識を身につけ、「成果を出せるデザイナー」を目指します。SassやPHPなどの応用スキルで、他のデザイナーとの差別化を図ります。

ロベルト
ロベルト

これらのスキルを掛け合わせることで、希少性の高いWebデザイナーを目指すことが大切です。

STEP1:まずはHTMLとCSSから!コーディングの基礎固め

HTMLとCSSの習得は、Webデザイナーになるための全ての始まりです。HTMLがWebページの「骨格」を、CSSが「装飾」を担当します。この2つがなければ、Webサイトは形になりません。

学習のコツは、とにかく手を動かすこと。まずは市販の書籍やオンライン教材のサンプルコードを、自分の手で1行ずつ打ち込んでみましょう(写経)。

コードを打ち込み、ブラウザで表示がどう変わるかを確認する。この地道な作業の繰り返しが、コーディングの基礎体力を養います。2カラムや3カラムといった基本的なレイアウトを自在に組めるようになれば、最初の関門は突破です。

ロベルト
ロベルト

本や動画をただ見るだけでなく、手を動かしてコードを打ち込むことが、上達への一番の近道です。

STEP2:実践でスキルを伸ばす

基礎を固めたら、次はより実践的なスキルを身につけていきましょう。ここでは、サイトに機能を追加し、デザインの質を高めていくフェーズです。

メールフォーム作成で「動的」なサイトを理解する

Webサイトには、ただ情報を表示するだけの「静的なページ」と、ユーザーが情報を入力したり、内容が変化したりする「動的なページ」があります。その代表例が「お問い合わせフォーム」です。

PHPなどのプログラミング言語を少し学ぶことで、このようなフォームの仕組みを理解できます。ユーザーが入力した情報を受け取り、データベースに保存する、という一連の流れを経験することは、Webサイトの裏側を知る上で非常に重要です。

ロベルト
ロベルト

昔はPHPで一から書くのが良い訓練になりましたが、今は便利なツールも豊富です。まずは仕組みを理解することが重要ですね。

WordPressは必須スキル!自在に操ることを目指す

今や、世界のWebサイトの多くがWordPressというCMS(コンテンツ管理システム)で構築されています。もはやWebデザイナーにとってWordPressは避けては通れない必須スキルと言えるでしょう。

基本的な使い方を覚えるのはもちろん、Webデザイナーとしては、既存のテーマをカスタマイズしたり、オリジナルのテーマを作成したりする力が求められます。これができれば、表現の幅は無限に広がります。

ロベルト
ロベルト

求人情報を見ても、WordPressが使えることが条件になっているケースは多いです。確実に習得しておきたいスキルの一つですね。

Photoshopで画像加工・デザインの表現力を高める

Webサイトの印象を大きく左右するのが「画像」です。プロのWebデザイナーにとって、Photoshopを使った画像編集スキルは必須です。

写真の切り抜きやサイズ変更、圧縮といった基本的な操作はもちろん、色調補正や合成、テキストデザインなど、クリエイティブな表現力も磨きましょう。画像を単なる飾りではなく、サイトの魅力を最大限に引き出すための武器として使いこなすことが重要です。

ロベルト
ロベルト

本気でプロを目指すならPhotoshopは必須です。簡単なアイキャッチ画像などを作るなら、無料で高機能なCanvaもおすすめですよ。

STEP3:ライバルと差をつける付加価値スキル

基礎と実践力を身につけたら、最後はあなたを「唯一無二のデザイナー」にするための付加価値スキルです。これらのスキルを掛け合わせることで、あなたの市場価値は飛躍的に高まります。

配色センスでサイトの印象を操る

Webサイトの印象は、配色で決まると言っても過言ではありません。デザイナーのセンスが最も問われる部分です。

まずは色彩の基礎知識を学び、サイトの目的やターゲットユーザーに合わせた配色を論理的に選べるようになりましょう。美しいだけでなく、ユーザーが心地よく感じる配色を選ぶ力が、デザイナーの真価を発揮します。

プロのサイトを「真似て」学ぶ

デザイン力を短期間で向上させる一番の近道は、優れたプロのサイトを分析し、そのデザインを模倣してみることです。

もちろんコードの丸パクリは厳禁ですが、CSSやデザインツールを駆使して「そっくりに再現する」訓練は、技術とセンスを同時に磨く最高のトレーニングになります。

Webマーケティング思考で「成果の出せる」デザイナーへ

ただ綺麗なサイトを作るだけでは、プロフェッショナルとは言えません。そのサイトが「目的を達成できるか」が重要です。

そこで必要になるのが、Webマーケティングの知識です。Googleアナリティクスなどのツールでデータを分析し、サイトの課題を発見し、デザインの力で改善策を提案・実行する。この一連のプロセスを理解しているデザイナーは、クライアントにとって非常に価値の高い存在となります。

常に学び続ける姿勢がプロの証

Webの世界は日進月歩です。JavaScriptの新しいライブラリ、CSSの新しい技術(Sassなど)、そして今ではChatGPTをはじめとする生成AIの活用など、学ぶべきことは尽きません。

自分の知識に満足せず、常に最新の技術動向にアンテナを張り、自己研鑽を続けること。この学び続ける姿勢こそが、プロとして長く活躍するための秘訣です。

ロベルト
ロベルト

「毎日が勉強」これが私の信条です。

まとめ

未経験からWebデザイナーになるための道のりは、決して平坦ではありません。しかし、正しいステップで学習を継続すれば、誰にでも道は開けます。

Webデザイナーになるための3つの鍵

1. 基礎の徹底: HTML/CSSを完璧に。全ての応用はここから始まる。

2. 実践重視: とにかく手を動かし、プロの仕事を真似てスキルを盗む。

3. スキルの掛け算: デザイン×マーケティングなど、独自の価値を創造する。

この記事で紹介したロードマップを参考に、ぜひあなたもWebデザイナーへの第一歩を踏み出してください。大切なのは、学び続ける情熱です。

プログラミングスクールに通う必要はありますか?
この記事で紹介したように独学でも十分にスキルは習得可能です。ただし、スクールには効率的なカリキュラムやメンターのサポート、仲間との繋がりといったメリットもありますので、ご自身の状況に合わせて検討するのが良いでしょう。
最初にどのくらいの学習時間が必要ですか?
個人差はありますが、まずはHTML/CSSの基礎固めに集中し、100〜200時間程度が一つの目安です。毎日少しずつでも継続することが何よりも重要です。