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Google広告の管理を他社にスムーズに引き継ぎたい
広告費の発生を確実に、そして安全に止めたい
広告代理店を乗り換える際の注意点を知りたい

Google広告の管理、他社に引き継ぐことになったけど…何から手をつければいいの?
Google広告の運用は専門的な知識が必要なため、担当者の変更や代理店の乗り換えはよくあることです。
しかし、引き継ぎや停止の手順を間違えると、「広告が止まらない!」「前のデータが見られない!」といった思わぬトラブルに繋がることも。

大丈夫です。この記事で、安全で確実な手順を分かりやすく解説します。
- Google広告の管理権限を安全に引き継ぐ3ステップ
- 広告配信を好きな日時に、自動で完全に停止させる方法
- 広告代理店の乗り換えで損しないための重要ポイント
Google広告の管理権限、他社への引き継ぎ方法

今動かしているキャンペーンだけ、新しい担当者に渡したいんだけど…。
まず最初に知っておくべき重要なポイントがあります。
それは、Google広告の権限は「キャンペーンごと」に渡すことはできず、「アカウント単位」で引き継ぐのが基本ルールだということです。
つまり、引き継ぎはアカウントを丸ごと渡す形になります。
安全な引き継ぎのための3ステップ
案件から完全に撤退し、後任の会社にスムーズに管理を移管するための手順は、以下の3ステップです。
まず、引き継ぎ先の担当者を、ご自身のGoogle広告アカウントに「管理者」として招待します。相手が招待を承認すれば、アカウントの全ての操作が可能になります。
広告費の支払い情報を、新しい担当者のものに変更します。これを忘れると、引き継ぎ後も自社に請求が来続けるため、絶対に忘れてはいけない最重要ステップです。
引き継ぎ先が問題なく管理できることを確認したら、最後に自社のユーザーアカウントのアクセス権を削除します。これで、そのアカウントからは完全に撤退したことになります。
【休日でも安心】Google広告を完全に停止する確実な方法

とりあえず広告を止めたいんだけど、予算を0円にすればいいんだよね?

それは危険です!予算を0円に設定することはできず、広告は止まりません。
広告を止めたいときに、多くの方がやりがちな間違いが「予算を0円にする」ことです。
Google広告の配信を完全に、そして安全に止める最も確実な方法は、キャンペーンのステータスを「一時停止」にすることです。
これにより、意図しない広告費の発生を100%防ぐことができます。
データを残しつつ配信を止めるなら「キャンペーンの一時停止」一択
Google広告は「アカウント > キャンペーン > 広告グループ > 広告・キーワード」という階層構造になっています。
一番上の階層である「キャンペーン」を一時停止すれば、その配下にある全ての広告配信がストップするため、最も確実でミスがない方法です。
- 確実性:配下の広告が有効でも配信されることは絶対にない。
- データ保持:過去のクリック数やコンバージョン数などの実績データは一切消えない。
- 簡単再開:ステータスを「有効」に戻すだけで、いつでも配信を再開できる。

月末の日曜日が最終配信日なんだけど、その日に手動で操作するのは忘れそう…。
指定した日時に自動で配信を停止する方法
休日や深夜でも、指定した日時にピッタリと広告を自動停止させる便利な機能があります。
おすすめは「ルール機能」を使う方法です。これなら設定しておくだけで、あとは何もしなくても大丈夫です。
- 「ツールと設定」→「ルール」を選択。
- 「キャンペーン ルール」を作成。
- アクションで「キャンペーンを一時停止する」を選択。
- 頻度を「1回のみ」にし、停止したい日時(例: 9月1日 00:00)を指定して保存。
【契約前に確認必須】広告代理店乗り換えで失敗しないための注意点

代理店の契約が終わったら、アカウントはそのままもらえるものなの?

それが一番重要な確認事項です。契約形態によって、アカウントが自社の資産になるかどうかが決まります。
代理店との契約で最も重要なのが「広告アカウントの所有権がどちらにあるか」です。これにより、契約終了後の対応が大きく変わります。
アカウントの所有者 | 広告主(自社) | 広告代理店 |
---|---|---|
管理方法 | 自社でアカウントを開設し、代理店に管理権限を付与する。 | 代理店が自社のアカウント内に、クライアント用のアカウントを作成する。 |
契約終了時 | 代理店の権限を解除するだけ。データは全て自社に残る。 | アカウントを譲渡してもらえない可能性あり。データが残らないことも。 |
メリット/デメリット | ◎ 過去データが資産になる ◎ 引き継ぎがスムーズ | △ 乗り換え時にゼロからのスタートになるリスク △ 代理店のノウハウを理由に譲渡を断られるケースも |
おすすめ度 | ★★★★★(推奨) | ★★☆☆☆ |
これから代理店と契約する場合は、必ず「自社でアカウントを所有する」形態で契約することをおすすめします。
アカウントを譲渡してもらえない場合の対処法
もし現在の契約が「代理店所有」で、アカウントを譲渡してもらえない場合でも、諦める必要はありません。
アカウントそのものは引き継げなくても、これまでの運用データを提供してもらうことで、次の代理店でのスタートダッシュをスムーズにできます。
- パフォーマンスレポート:キャンペーン、広告グループ、キーワード階層ごとの過去の成果データ(クリック数、CV数など)をCSV形式で依頼する。
- 設定情報の共有:どのようなキャンペーン構成だったか、コンバージョンタグの設定内容、リマーケティングリストの定義などの情報を共有してもらう。
これらの情報があれば、新しい代理店は「どの広告やキーワードの成果が高かったか」を把握でき、ゼロから手探りで始めるよりも遥かに効率的にアカウントを再構築できます。
まとめ
今回は、Google広告の引き継ぎ、停止、代理店乗り換えに関するポイントを解説しました。
- 引き継ぎは「アカウント単位」が基本。支払い情報の変更を忘れずに。
- 広告停止は「キャンペーンの一時停止」が最も安全。自動化には「ルール機能」が便利。
- 代理店選びは「アカウントの所有権」が自社にある契約形態を選ぶのが鉄則。
正しい手順と知識があれば、担当者の変更や代理店の乗り換えは決して難しいものではありません。
この記事が、あなたのスムーズな広告運用の一助となれば幸いです。