今日からできる自分を好きになる方法 – 正しい自己肯定感が自信を取り戻す

こんな悩みを解決できます

・自己肯定感が低い

・ストレスが溜まっている

・創造性を高めたい

パピオン
パピオン

自分のことが好きになれないんです。短所ばかり目に付いて、自信をなくしてしまいます。

ロベルトさん
ロベルトさん

自分を認めることから始めましょう。この記事には自己肯定感を高める方法が詰まっていますよ。

危険な自己肯定感の上げ方

自己肯定感を上げることは大切ですが、時には逆効果になる場合があります。

例えば、成功体験を重ねさせることで自己肯定感を上げようとする方法は、報酬を期待して行動するようになり、学び自体の楽しさが失われてしまうリスクがあります。また、ネガティブな感情を抑え込もうとする方法も、ストレスが蓄積されたり、うつ病などのリスクを高めたりする可能性があるのです。自己肯定感を上げるには、ネガティブな感情を受け入れつつ、自分のありのままを肯定的にとらえることが大切です。

パピオン
パピオン

自信をつけるには小さな成功体験を積み重ねることとよく言われますが、見返りを期待するから気を付けないといけないのか…

求めるべき自己肯定感とは

自己肯定感を上げるには、まず自分のありのままを受け入れ、その上でポジティブな面を見つけ出すことが重要です。

自分の長所も短所も含めて、ありのままの自分をありがたく思うことができる自分への肯定感が求められるのです。完璧を目指すのではなく、自分らしさを認めることから始めましょう。

他人への思いやりが自己肯定感を高める

他人への思いやりの気持ちは、自分自身の自己肯定感を高める効果があることが分かっています。

例えば、1日に5つの小さな親切を意識的に行う習慣をつけると、人への信頼感と人との繋がりを感じることができ、自己肯定感が高まります。また、人のために何かをする行為は、有用感も与えてくれます。日頃のストレス解消にも役立ちます。

小さな親切とは具体的には?

友達に優しい言葉をかける

教室をきれいに片付ける

道で迷っている人を教える

苦手な友達に声をかける

ゴミを拾う

ありがとうと言う

小さな親切を1日5つすることで、人との繋がりを感じたり、有用感が得られたりすることで自己肯定感が高まる、という実践法です。

他人への思いやりの気持ちを言動に移すことで、自分自身への肯定感も育まれるというのがこの方法のポイントです。

3歳児でもできる自己肯定感アップ法

3歳児でも自己肯定感を高める方法があります。

例えば、1日の終わりに3つのいいことを親と一緒に思い出す習慣をつけると良いでしょう。小さなことでもいいので、ポジティブな出来事に目を向ける訓練になります。感謝の気持ちを言葉にすることで、自己肯定感が高まります。親子の会話を楽しむ時間にもなるでしょう。

ひとまずストレスの原因と距離を置く

腹が立つような出来事があったとき、その気持ちに埋没するのではなく、一旦距離を置くことが有効です。深呼吸をしたり、自分の体を意識したりすることで、気持ちから離れ、客観的に自分を見つめなおすことができます。新しい角度から状況を見ることができるようになり、うまく気持ちと向き合えるのです。

呼吸法でストレス解消

ストレスが溜まった時は、深呼吸をするだけでリラックス効果が期待できます。ゆっくりと息を吸って吐くことで、自律神経が整い、気持ちを落ち着かせることができるのです。特に寝る前に2、3回深呼吸をする習慣をつけると、睡眠の質も高まります。呼吸に集中することで、日頃のストレスから一時的に離れることができるのです。

PERT法(パート法)でストレスに対処する

PERT法はストレスが溜まるような出来事があった時の対処法として有効です。

PERT法とはプロジェクトマネジメントで用いられる手法の1つです。
フレームワークの1つでそれぞれの頭文字をとっています。
P・・・問題
E・・・感情
R・・・再評価
T・・・対策

まずProblem(問題)を明確化し、次にEmotion(感情)に目を向けます。
そしてReframe(再評価)して新しい視点を得た上で、最後にTactics(対策)を立てる、の4ステップです。
気持ちに距離を置きながら、ストレスの原因となる出来事を客観的に分析することができます。

(例)友達との喧嘩がストレスになった場合

【Problem】友達と意見が合わず、大喧嘩してしまった。嫌な気まずい雰囲気が続いている。

【Emotion】残念で落ち込んでいる。友達のことが気になる。仲直りしたい。

【Reframe】友達の立場に立って、理解し合うことが大切だと再認識する。

【Tactic】まずは自分から話しかけて、気持ちを伝える。その上で、友達の気持ちを聞く。

このように、問題の整理、自分の感情の確認、客観的な再評価、具体的な対処法を順に考えることで、ストレスの原因を分析し、建設的な対策を立てることができます。

哲学的思考力を高める練習

哲学的思考力とは、物事の本質を相対的な視点から捉え、新しい概念を生み出す力のことです。
これを高めるには、既成概念にとらわれすぎず、多面的にものごとを見るトレーニングが必要です。

例えば、ぼんやりした空想時間を大切にすることも有効だと言われています。常に集中力を求めるのではなく、あえて集中しない時間を設けることで、創造性が刺激されるのです。

パピオン
パピオン

意識的に何も考えない時間をつくるのも良さそうですね

創造性を刺激する「ぼーっ」とする時間

ぼんやりしているようでいて、実は脳が活発に動いている時間があることが分かっています。空想にふけったり、変な質問を投げかけたりする「ぼーっ」とする時間は、新しいアイデアを生む創造性を刺激するのに効果があるのです。むしろ集中し過ぎると、思考の範囲が狭まり、創造性は失われてしまいます。「ぼーっ」とする時間を意識的に設けることで、斬新な発想が芽生えるかもしれません。

リーダーシップ教育に役立つ哲学

最近では哲学的思考力がリーダーシップ力と深く関係していることが分かり、ビジネスのリーダーシップ教育に哲学が取り入れられるようになってきました。物事を多角的、相対的に見る視点は、変化の激しい現代を生き抜く上で必要とされる力です。既成概念にとらわれない柔軟な思考は、ビジネスにおいてもイノベーションを生み出す源となるのです。

まとめ

この記事では、自己肯定感を高める正しい方法を解説しました。自分の長所短所を含めて肯定的に受け入れることから始めましょう。深呼吸や感謝の気持ちを言葉にする実践もおすすめです。新しい角度から物事を見る柔軟な思考力は、ストレス対処にも役立ちます。自分らしさを取り戻すには、まず自分を慈しむ心を持つことが大切です。

自己肯定感が低いことで悩む方は、ぜひこの記事の方法を実践してみてください。小さな努力の積み重ねが、自分を好きになるための一歩となるはずです。自信を回復させ、キラキラした自分に出会うことができるでしょう。みなさまもぜひトライして、自分らしい生き方を取り戻していただければと思います。