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エックスサーバーにドメインを移管したいけど、手順が複雑でよくわからない…。

そのお悩み、よくわかります。ドメイン移管は少し難しく感じますよね。この記事で手順を一つずつ解説しますので、一緒に進めていきましょう。
・エックスサーバーへのJPドメインの移管手順がわからない
・ドメイン移管とネームサーバー切り替えの違いがわからない
・移管後にサイトが表示されない理由が知りたい
ドメイン移管は、サイトの引っ越しにおける重要な作業ですが、特に初めての方にとってはつまずきやすいポイントです。この記事では、JPドメインをエックスサーバーへ移管する手順を、初心者の方でも分かるように丁寧に解説します。
ドメイン移管の全体像:大事なのは2つのステップ
まず、ドメイン移管で最も重要なことをお伝えします。それは、「ドメイン移管」と「ネームサーバー変更」は全く別の作業だということです。
- STEP1:ドメイン移管申請
ドメインの管理会社を、現在の会社からエックスサーバーに変更する契約手続き。 - STEP2:ネームサーバー変更
ドメインが参照するサーバー(サイトのデータ置き場)を、エックスサーバーに切り替える設定作業。
この2つのステップを順番に行うことで、初めてドメインの引っ越しが完了します。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。
STEP1:エックスサーバーへJPドメインの移管を申請する
まずは、ドメインの管理会社をエックスサーバーに変更するための申請手続きです。
最重要ポイントです。まず、現在ドメインを管理している会社(お名前.comやムームードメインなど)の管理画面から、「ドメインをエックスサーバーへ移管したい」という旨を申請します。この手続きをしないと、エックスサーバー側だけで申請しても移管は絶対に完了しません。各社のマニュアルに従って手続きを進めてください。
エックスサーバーにログインし、「インフォパネル」を開きます。
- 左側メニューの「ドメイン」から「ドメイン移管」をクリック。
- 移管したいJPドメイン名を入力し、画面の指示に従って申請を進めます。
公式マニュアルも非常に分かりやすいので、参考にするとスムーズです。
両社での手続きが完了すると、ドメインの移管処理が開始されます。JPドメインの場合、完了まで1週間程度かかることがあります。エックスサーバーのインフォパネルでステータスが「完了」になるまで待ちましょう。
STEP2:最重要!ネームサーバーをエックスサーバーへ切り替える
ドメインの管理会社がエックスサーバーに変わりました。しかし、このままではサイトは表示されません。最後にサイトの住所変更作業である「ネームサーバーの切り替え」が必要です。
ネームサーバーの切り替えは、エックスサーバーのインフォパネルから行います。
- 移管が完了したドメインの設定画面に進む
- ネームサーバーの設定メニューを選択
- エックスサーバー指定のネームサーバー(ns1.xserver.jpなど)に変更する
設定後、情報がインターネット全体に反映されるまで数時間〜72時間程度かかることがあります。これで、ようやくドメインの引っ越し作業はすべて完了です。
ドメインには様々な種類がありますが、移管の際に少し手順が異なることがあります。
一般的な「.com」や「.net」などのドメインを移管する場合、「AuthCode(オースコード)」と呼ばれる認証コードが必要です。これは、現在の管理会社から発行してもらい、移管先のエックスサーバー側で入力することで本人確認を行います。
一方、今回解説した「.jp」ドメインの場合、このAuthCodeは不要です。代わりに、管理会社間の情報連携によって手続きが進められます。この違いを覚えておくと、他の種類のドメインを移管する際に役立つかもしれません。
まとめ
この記事では、エックスサーバーへJPドメインを移管する手順を、2つの重要なステップに分けて解説しました。
1. まずは現在の管理会社に連絡:移管元での手続きが最優先。
2. 移管申請は両社で行う:移管元と移管先(エックスサーバー)の両方で手続きが必要。
3. ネームサーバー変更を忘れない:移管完了後に必ず設定。これをしないとサイトは表示されない。
少し複雑に感じるかもしれませんが、一つ一つの手順を落ち着いて進めれば、必ず完了できます。ドメイン移管でお困りの際は、ぜひこの記事を参考にして、エックスサーバーでの快適なサイト運営をスタートさせてください。