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サイトの管理画面がバラバラで面倒…、なんだか最近サイトの表示も遅く感じる…。長年連れ添ったホームページビルダーサービスから、サーバーも管理しているさくらインターネットにドメインも一本化しよう!と思い立ったのが全ての始まりでした。
でも、いざ「.co.jpドメインの移管」を調べてみると、「え、何この専門用語…」「失敗したらサイト消えたりしない…?」と、急に足がすくんでしまったんです。
ドメイン移管って何から手をつければいいの?
ホームページビルダーからの移管方法が知りたい
専門用語が多すぎて手続きが不安…
この記事では、そんな不安だらけだった私が、実際にホームページビルダーからさくらインターネットへ「.co.jp」ドメインを移管した際の、リアルな手順とつまずいたポイントを一つの物語としてまとめました。
- ドメイン移管の具体的な流れ
- 初心者が迷いがちなポイントの解決策
- ホームページビルダー側の手続き方法
- さくらインターネット側の手続き方法
ドメイン移管の全体像は意外とシンプル!

そもそも移管って、具体的に何をするんですか?

やることは大きく分けて2つだけです。
難しい言葉のせいで複雑に感じますが、やるべきことは「今の管理会社での手続き」と「新しい管理会社での手続き」の2つだけ。家の引っ越しで例えるなら、「転出届」と「転入届」を出すようなイメージです。
現在のドメイン管理会社(今回はホームページビルダー)で「ドメインを移します」という申請をします。
新しいドメイン管理会社(今回はさくらインターネット)で「ドメインをこちらに持ってきます」という申請をします。
この2つのステップを、私の体験に沿って詳しく見ていきましょう。
ステップ1:ホームページビルダーで「転出」の準備をする
まずは、今ドメインを管理しているホームページビルダー側での作業です。ここでのゴールは、移管に必要な「認証コード(AuthCode)」を手に入れること。これが無いと始まりません。
最初にぶつかった壁:「ドメイン情報」の確認
マニュアルには「ドメインの有効期限とロック状態を確認してください」と書いてあるけど、どこを見ればいいの…?
ホームページビルダーサービスの管理画面を探してみたのですが、それらしい項目が見つからず、いきなり手が止まってしまいました。

自分で確認できないってことですか…?

はい。結論、サポートに聞くのが一番の近道でした。
色々と調べてみた結果、ホームページビルダーサービスでは、ドメインに関する重要な手続きはユーザー自身で操作するのではなく、サポートに依頼するという形式だったんです。これは少し意外でしたね。自分でポチポチ進めるものだとばかり思っていました。
【自己解決策】Whois情報でセルフチェック
ただ、サポートに連絡する前に、自分でもある程度の状況は把握しておきたいですよね。そこで試したのが「Whois情報検索」です。
これは、ドメインの公開情報を誰でも確認できるサービス。検索サイトで「Whois」と調べて、自分のドメイン名を入力してみると、登録情報がずらっと出てきました。
[状態] Connected (2025/11/30)
[登録年月日] 2012/11/05
[最終更新] 2024/12/01 01:04:33 (JST)
この `Connected (2025/11/30)` という部分。これがまさに知りたかった情報でした。有効期限が2025年11月30日で、`Connected` は正常な状態を示しているとのこと。これで一安心です。
いよいよ核心!認証コードの取得へ
状況が把握できたので、ホームページビルダーの公式サイトにあるサポートフォームから、ドメイン移管の意思を伝え、認証コードの発行を依頼しました。数日後、無事にメールで認証コードが送られてきました。これで第1ステップは完了です!
ステップ2:さくらのドメインで「転入」の手続きをする
ここからは新しいお引越し先、さくらインターネットでの作業です。ホームページビルダーで手に入れた認証コード(家の鍵のようなものですね)を握りしめて、転入手続きに進みます。
さくらインターネット側の手続きは、画面の案内に従うだけなので、思ったよりずっと簡単でした!
さくらのドメイン転入ページから手続きを開始します。
移管したいドメイン名と、ホームページビルダーから取得した認証コードを正確に入力します。
手続きを進めると、さくらから「移管を承認しますか?」という確認メールが届きます。メール内のURLをクリックして承認すれば、手続きは完了です!
この承認作業が終わると、あとは待つだけ。私の場合はだいたい10日くらいで「移管が完了しました」という通知が来て、無事にお引越しが完了しました。
困った時の駆け込み寺!チャットサポートが神だった
実は、さくら側での手続き中に「この項目はどっちを選べばいいんだろう?」と一瞬迷った場面がありました。そんな時、本当に助けられたのがさくらインターネットのチャットサポートです。
電話をかけるほどでもないけど、メールの返事を待つのはもどかしい…。そんな絶妙な「ちょっと困った」を、リアルタイムで解決してくれました。オペレーターの方に直接繋がるので、的確な答えがすぐに返ってきて、不安なく手続きを進めることができました。
まとめ:ドメイン移管は「準備」と「確認」がすべて!
終わってみれば「案ずるより産むがやすし」でしたが、やはり専門用語の壁は初心者の心をくじきかけます。今回の移管で学んだ、成功させるためのポイントを3つにまとめました。
1. 焦らず、まずはサポートに聞く:特にホームページビルダーからの移管は、自己判断せずにサポートに連絡するのが一番の近道です。
2. 認証コードは最重要アイテム:移管の「鍵」となるコードです。メールで受け取ったら、大切に保管しましょう。
3. メールは見逃さない:新しい管理会社からの「承認メール」を見逃すと全てが止まります。手続き中はメールチェックを忘れずに。
ドメイン移管は、サイトという「家」の住所を管理する大切な手続き。だからこそ不安になりますが、一つ一つのステップを確実に踏めば、決して難しいものではありませんでした。特に、管理がバラバラで面倒だと感じている方には、この移管を機に管理を一本化することをおすすめします!